受変電設備の設置後、どんなメンテナンスや交換が必要なの?
受変電設備の設置後、定期的なメンテナンスや点検が必要です。
受変電設備は設置して安心というものではなく、日々の使用状況により負担がかかる箇所もありますので、そういった箇所のメンテナンスや交換作業を行います。
最も重要なメンテナンス箇所は、変圧器。
変圧器は高圧電力を低圧電力に変換する設備で、長期間使用していると、内部の絶縁油が劣化したり、温度が異常に上昇することがあります。
使っていると故障リスクが高まるのが変圧器です。
定期的に変圧器の内部点検を行い、油の交換や冷却装置の確認し、異常があれば早期に交換します。
次に、遮断器や開閉器の点検も欠かせません。
過電流や短絡が発生した場合に電流を遮断する装置です。
特に、遮断器は定期的に手動で作動させて、正しく動作するかチェックします。
もし問題が発見されれば、早急に交換や修理を行います。
また、受変電設備には多くの配線やケーブルが使われています。
これらの配線が摩耗したり、熱や湿気などで劣化すると、火災や漏電の原因になることがあります。
定期的に配線の点検を行い、破損や劣化がないか確認します。
このように、受変電設備の設置後は、定期的な点検とメンテナンスが必要で、予防的な保守が欠かせません。
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高圧のものや低圧のものなど、幅広い電気工事を手掛けている会社です。ぜひ一緒に働きましょう。